ランチェスターの法則
ランチェスターの法則
「ランチェスターを知らない経営者は電話帳から姿を消す」とデミング博士は言いました。
ランチェスターは、一八六八年イギリスで生まれました。飛行機理論や空気力学に精通していた彼は、飛行機が今後の戦争に及ぼす影響について雑誌に掲載しました。この記事の中の「集中の法則」「N2乗の法則」がランチェスター法則です。
第一時世界大戦後、アメリカの国防総省は日本との戦いに備え、ランチェスター法則に着目し、他の理論と組み合わせ戦略プランを作成しました。
兵力数を「量」と考え戦略攻撃とし武器性能を「質」と置き換えました。
そこから導き出されたのが次の算式です。
量の2乗×質=N2乗の法則
N2乗の法則の法則から導き出された割合を基に国家予算を物量戦に2/3、直接敵軍の攻撃に1/3と配分しました。物量作戦の成功はランチェスター法則の正しさを実証しました。
ランチェスターの没後日本で経営戦略を応用する研究が進みました。
小さな会社は、大企業と同じやり方では経営が成り立ちません。大企業で取り扱わない商品を販売するとか、大企業の影響を受けない地域を選ぶなど工夫が必要です。
これを「弱者の戦略」とも言われています。
ランチェスター法則からすれば、金を稼ぐ活動に2/3の予算を投入し、その他の管理活動の予算は1/3にすると効果が最大に成ると言えます。
経営は戦略と戦術を意識して行動しないと企業業績は向上しません。
どうすればナンバーワン企業になれるでしょうか。
弱小企業は大企業と同じ土俵に上って相撲を取ってはいけない、弱小企業は地域を限定し局地戦に徹するということです。
大企業が取り扱わない商品を見つけ出すとか、もし、同じ商品なら高級品とか特殊な商品などで戦います。
ランチェスターの『集中の法則』では兵力数が多いほど成果は大きく損害は少ないといいます。
戦力が限られていますから戦いの範囲を細分化し特定場面に資源を集中的に投入すると機運がつかめます。
規模が小さくても、ささいな事で良いからナンバーワン商品を作ることです。次々にナンバーワンを作りるといった積重ねから成功の階段を昇る事ができます。
㈱気付きの経営計画
税理士 大沢利充
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