考え方×熱意×能力
考え方×熱意×能力
稲盛さんは
心の経営を唱えています。
人や企業は『考え方×熱意×能力』で決まるといいました。
言葉の意味を吟味し、一生懸命仕事に打ち込むと、不思議と成功します。
例えば「熱意」という言葉についてどのくらい深く掘り下げる事ができるでしょうか。
深く考えない方は数分で終わります。誰しもそういう浅い世界の中で言葉を交わしています。
ですから、人の評価を、年齢や、経験、学歴、肩書きで判断しがちです。
Mさんという女性がいます。仕事に熱意がありません。頭が良く、いつも成績はトップ。ある事情で仕事を辞めました。ところが、学力の高さから仕事はいくらでも舞い込みます。
一方、K先生は、熱意の塊です。学期末試験前になると生徒の家を一軒づつまわって生徒の勉強の進歩を確認し、励ましました。
学校経営が難しくなる今日、有名校になったものもありますが、生徒が集まらず廃校する学校も後を絶ちません。
どこが違うかというと「熱意」と「考え方」だと思います。
Mさんに新しい仕事が舞い込みました。
新しい職場で、勉強会を提案されました。さすが高学歴者だと感心しましたら、その勉強会は自分の趣味の勉強会でした。
このような姿の中で会社の組織人として好ましくない、忠告されましたが、時間外にする勉強だから何してもかまわないではないかと主張します。
「あなたの考え方は違っている」といったところで気付かない人にいくら唱えても話が通じません。
「考え方」「熱意」というものは、頭の良し悪しではなく生き方の問題です。
Mさんのような秀才でも気付かないのが人間です。
私達も、Mさんと同じように、身勝手な判断をし、気付かぬうちにたくさん失敗をしています。
稲盛さんは、一生懸命仕事をしなさいといいました。
一生懸命仕事をすることで気付かぬ失敗を補ってくれるからではないでしょうか。
----------------------
お役立ち情報や、経営センスを磨く方法など情報満載!
株式会社気づきの経営計画のホームページは
こちら
関連記事