すなおな心

株式会社気づきの経営計画

2013年09月24日 15:45

すなおな心


最近「すなおな心」が成功の秘訣といわれます。
一体「すなおな心」とはどんな心でしょうか。
「すなお」という言葉はやさしい言葉です。
幼い子に「すなおな子だね」と使う場合は、親の言う事を聞き、親の言い付けに従って反発せず、親に逆らわない子を褒めるときに発する言葉です。
「おとなしい」「従順」「純情」のように、受身で何も抵抗しない姿によく使われます。
人の話をおとなしく聞く人も 「すなおな人」と一般に理解されます。

京セラの会長稲盛和夫さんは「すなおな心」について次のように述べています。
『自分自身の至らなさを認め、そこから努力をするという謙虚な姿勢のことです。
とかく能力のある人や、気性の激しい人、我の強い人は往々にして人の意見を聞かず、例え聞いても反発をするものです。
しかし、 本当に伸びる人は 「すなおな心」を持って人の意見をよく聞き、常に反省し、自分自身をみつめることのできる人です。
そうした「すなおな心」でいると、その人の周囲にはやはり同じような心根を持った人が集まってきて、物事が上手に運んでいくものです。
自分にとって耳の痛い言葉こそ本当は自分を延ばしてくれるものであると受けとめる謙虚な姿勢が必要です。
「すなおな心」とは自分の至らなさを反省し、謙虚に自分をみつめ、反省する心の姿勢だ』
と言っています。

人の話をよく聞く、その話の中で「なるほど」「そうだね」という心のあいづちを打ちながら、至らぬ自分を反省し、前向きに直そうとする心の動きを言います。
世の中では人の話をよく聞く人が「すなおな心」持ち主だと思われがちです。
一見このような人が素晴らしい人のような気がします。
けれども、このような人の中には自分の意見に主体性がなく、自分の至らなさに気づかない人が多いようです。
自分自身を見つめ、反省しているわけではなさそうです。

本当に「すなおな心」の人は謙虚な気持ちで自分自身の至らなさを反省しようとします。
自分を直すために日々修行する、そんな心の持ち主です。
松下幸之助は、「すなおな心」があったから成功したとも言われます。
『すなお』の解釈を誤ると、成功する人も失敗してしまいます。



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